当社提携の弁護士が監修した法律実例レポートが講読できます。歯科関連の訴訟問題だけでなく、相続・事故などの一般的な分野まで、わかりやすく解説。訴訟など個別のご相談をご希望の方は、弁護士へお取り次ぎもいたします。

おすすめバックナンバー紹介

11月のレポートはお休みです。代わりに院長先生だけでなく、スタッフさんにも知ってほしいレポートをバックナンバーから紹介します。
(FAX配信もお休みとなります。)


見出し 医療

なぜ、医科と比べて歯科は細かい説明をしなければいけないのでしょうか?
風邪で内科を受診すると「ただの風邪ですね。薬を出しておきましょう」としか説明されません。医科と比べると歯科は細かい説明を求められます。理由はわかっているつもりですが、その法的根拠を教えてください。


医療法1条の4第2項には「医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない」と規定されており、歯科医師には、法律上説明義務が課されています。ただ、歯科医療については、その特色から、一般医療の説明義務と比較して、より一層の説明義務が課されるといわれています。





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Vol.160 なぜ、医科と比べて歯科は細かい説明をしなければいけないのでしょうか?
[2017年9月発行]



見出し 裁判

裁判における判決と和解の違いについて教えてください。
知り合いの医院が患者さんと裁判になり、和解しました。話を聞く限り、明らかに患者側に問題があるにも関わらず、長引くと医院の看板に傷がつくと早々に手打ちにしたそうです。なんかモヤモヤしますので、判決と和解の違いを教えてください。


通常、裁判の終わり方は、判決か和解となることがほとんどです。判決は、第三者である裁判所による法的判断であるのに対して、和解は相互が譲歩することにより紛争を解決することです。特に感情的な対立がある場合、依頼者には和解という言葉に強い抵抗を抱くことが多いように感じられます。手打ちにするというような感覚を覚えて受け入れ難いのかもしれません。
以下、判決と和解の違いについて簡単に説明します。





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Vol.170 裁判における判決と和解の違いについて教えてください。[2018年7月発行]



見出し 労働

男性従業員の育児休業について
少し前から男性の育児休暇取得が話題になっておりましたが、私の医院にも男性従業員が数名おり、今後育児休暇を取得する可能性もあるので、制度について詳しく知っておきたいと思います。男性従業員の育児休業に関する情報を教えてください。


育児休業は、女性だけが取得するとのイメージがあるかもしれませんが、実は男性も取得できます。昨今、SDGsにも掲げられているジェンダー平等の考えもあり、男性による育児休暇取得の機運が高まっていますが、そうした背景もあり、育児介護休業法を一部改正する法律が成立しました。





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Vol.209 男性従業員の育児休業について
[2021年10月発行]



見出し 相続

相続登記の義務化について
現在は歯科医師を引退し、遠方に住んでいる親が所有している不動産がいくつかあります。相続登記の義務化に関するニュースを目にしてから、他人事ではないと思い少しネット等の情報を調べてみましたが、難しい点も多く、詳しい解説をお願いできればと思います。


令和6年4月1日より、相続等で不動産を取得した相続人等に対して、自己のために相続の開始があったことを知り、且つその所有権を取得したことを知った日から、3年以内に所有権移転登記(相続登記)の申請が義務付けられます。
そして、正当な理由なく義務に違反した場合は10万円以下の過料が課されると定められております。





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Vol.238 相続登記の義務化について
[2024年3月発行]